筋収縮とは?骨格筋収縮の仕組みを知る|種類と筋トレの効果を徹底解説

筋収縮とは何でしょうか?読んで字の如く筋肉が収縮するようなものであることは分かりますが、そのメカニズムや骨格筋収縮の仕組を良く理解できている方は少ないものです。筋トレを行う上でもこれらの知識は実は大事になりますので要チェックです。

筋収縮とは?

筋肉が収縮を意味するものではない

筋収縮という文字を読む限り、筋肉が文字どおり「収縮」すると思っている方もいると思いますが、実はその認識は間違っています。

何故ならば、筋肉は収縮している状態でしか力を発揮できないものではないからです。例えば、ダンベルをただ持っていても筋肉の力を発揮していますよね。では何故、収縮している状態以外にも力を発揮できるから上記の収縮の認識が違うのでしょう?以下に説明します。

“中央”に向かって力を発揮する際に起こる

筋収縮とは、筋肉の力が中央に向かって発揮される際に起こります。

まず、筋肉には太い繊維(ミオシンフィラメント)と細い繊維(アクチンフィラメント)が束になって構成されていますが、この太い繊維と細い繊維が中央に滑走することで筋収縮が起こるのです。すなわち、筋肉がただ収縮するものが筋収縮ではないということを意味しますね。

筋収縮の種類

アイソメトリック(等尺性収縮)

アイソメトリックとは、筋肉の長さを変えることなく力を発揮していく筋収縮のことです。

例えば、アイソメトリックダンベルカールなどの片方の腕でカールしている際にもう片方の腕を90度の状態でキープしていますよね?このキープされた腕の筋収縮をアイソメトリックと言います。

コンセントリック(等張性収縮)

コンセントリックは、筋肉の繊維を短くしながら力を発揮していく筋収縮のことです。

例えば、ダンベルカールでダンベルを上腕に向けてグイッと持ち上げる際をイメージして下さい。このダンベルが持ち上がっている過程の筋収縮を、コンセントリックと言います。

ダンベルショルダープレスなどでもダンベルを持ち上げている最中にこのコンセントリックと呼ばれる筋収縮は起きています。筋トレをしている動作の中で必ず起きている収縮と言ってもいいでしょう。

エキセントリック(短縮性収縮)

エキセントリックは、筋肉を伸ばしながらも力を発揮していく筋収縮のことを指します。

例えば、ダンベルカールでダンベルをカールしてエンドポイントに到達した後、ダンベルを元のスタートポジションの位置に戻しますよね。その戻している過程でエキセントリックは起きています。

筋トレで効果を上げるにはコンセントリックを意識しろ

筋トレで効果を上げるのに、最も重要なのはコンセントリックだと言えます。簡単にいうとポジティブレップが重要だということです。

理由は簡単で、このコンセントリックをいかに素早く行うか、つまりいかに素早く動作をして筋肉を収縮させるかで速筋繊維を上手く刺激できるか決まるからです。

速筋を刺激するのは重さとスピードです。このスピードに置いてコンセントリックをいかに素早く行うかということ。大きく太く成長するのは速筋です。筋肉を大きくしたければ速筋を刺激するしかないのです。

日本ではエキセントリックつまりネガティブレップを重要視する間違った迷信がある

逆に、エキセントリックなどのネガティブはそこまで意識しなくていいでしょう。海外のトップビルダーでも最重要しているのはポジティブレップです。

日本では、ネガティブレップをゆっくり行い筋肉に刺激を与えるのがいいとよく聞きますが、こんなことを聞くのは日本だけで、海外のトップビルダーはポジティブをいかに素早く行い速筋を刺激するかをポイントにしています。

日本には間違った筋トレ情報が溢れていますが、これもその情報の一つです。注意しましょう。

筋収縮まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、三つの筋収縮を紹介しました。この中で筋トレの際特に意識して欲しいのは、コンセントリックです。コンセントリックを素早く行うことが、速筋繊維を刺激し、より早い筋肉の成長に繋がります。

ネガティブレップが大事などという日本固特有の間違った知識に踊らされないようにしましょう。

このように、筋収縮を理解することは実は筋トレにおいて重要なことです。今回の記事を参考に近収縮を理解していきましょう。

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