肘筋|起始・停止や作用や神経は?トレーニングとストレッチの仕方まで。

肘筋(ちゅうきん)の起始・停止、作用、神経に関して解説。また、肘筋のトレーニングとストレッチの仕方まで合わせて紹介していきます。肘筋はあまり知られていませんが、身体の筋肉の中で重要な役割を果たしていて、日常生活でも非常に大切な筋肉の一つです。

肘筋(ちゅうきん)とは?

肘筋は、肘関節の直下にある筋肉です。とても小さい筋肉であり、上腕三頭筋の補助的な役割を担っているのが特徴です。

また、肘筋は肘関節を包み込んでいるポケット状の関節包がずれないように保つ働きも持っていて、肘関節の障害予防に役立っています。

肘筋の起始・停止

起始:上腕骨外側上顆のやや後面
停止:肘頭の外側面

肘筋の作用

肘筋は肘関節を伸ばす作用を持っています。

日常生活であれば、ドアを押したり、頭上への物を持ち上げたりする動作。スポーツであれば、砲丸投げやアメフトで相手を押す動作、パンチをする動作に作用しています。

肘筋を支配する神経

肘筋を支配している神経:橈骨神経(とうこつしんけい)→上腕部を走行している神経

肘筋のトレーニング

肘筋を鍛えるオススメのトレーニングを紹介します。

肘筋のトレーニング1) フレンチプレス

1. 一つのダンベルを両手で頭の上で手のひらでプレートの内側を支えて持つ
2. ダンベルを真っ直ぐに頭の後ろで肘が90度になるまで下ろす
3. ダンベルを真上に持ち上げる

フレンチプレスは上腕三頭筋の筋トレで、頭の後ろでダンベルなどを持ち腕を伸ばす、曲げるという筋トレです。「トライセプス・エクステンション」と呼ばれることもあります。

肘筋も補助的に上腕三頭筋の筋トレで動員するので、効果的に肘筋を鍛えることができる種目です。

肘筋のトレーニング2) スカルクラッシャー

1. バーベルもしくはEZバーを順手で肩の上で狭い手幅で持つ
2. 肘から下だけを動かして、バーベルが頭の上に来るように下ろす
3. 脇を広げないで肘から下だけを動かして肘が伸びきるまで持ち上げる

スカルクラッシャーは、バーベル(EZバーも可)を使って行う上腕三頭筋の筋トレです。ベンチ台に仰向けに寝て行うトレーニングですね。肘筋も効果的に鍛えることができますよ。

肘筋のストレッチ

肘筋をピンポイントで伸ばすストレッチはありませんが、上腕三頭筋を伸ばすストレッチで補助的に肘筋も伸ばすことができます。以下に紹介します。

上腕三頭筋のストレッチで肘筋を伸ばす

1. 片腕を曲げて手を反対側の肩につける
2. 上から肘を押し込む
3. ストレッチされたところで10秒間キープ×2~3セット
4. 反対側も同様に行う

背筋を伸ばして、肘が伸びないようにしながら二の腕の筋肉を伸ばすようにしましょう。力強くやり過ぎないで、緩く長く行うのがコツです。

肘筋|起始・停止や作用や神経は?トレーニングとストレッチの仕方まで。まとめ

肘筋の起始・停止、作用、神経、トレーニング、ストレッチの仕方をまとめました!肘筋は上腕三頭筋の動作に補助的に関与している筋肉で、日常生活の中でも実は多く使われている筋肉です。

ピンポイントで鍛えたりストレッチをしようとはせず、上腕三頭筋のトレーニングとしてまとめてやってしまうのが効率的ですよ。

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