バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトの違いまとめ!両者には筋トレの効果、やり方とフォーム、回数、重量など多くの要素から違いがあるので、それぞれを比較した上で上手に使い分けると最高!種類は違いますが筋トレBIG3のバリエーションの一つでもあるので、デッドリフトを行う人は要チェックです。
バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトのやり方をおさらい
バーベルデッドリフトのやり方(フォーム)
バーベルデッドリフトは、まずウェイトを付けたバーベルを床に置きその前に立ちます。バーベルとスネの間隔は1~10cm程度にし、腰を丸めないようにして屈み両手で足の外側にバーを握りましょう。
顔を前に向け、全身の力(主に背筋とハムストリング)の力を使って、バーベルを引き上げます。完全に立ち上がったら、バーベルをゆっくりと元の位置に戻します。
バーベルを体の方に引きつけるような感覚で立ち上がると上手くいきますよ。
バーベルを引き上げる際や下げる際、終始腰を曲げないように注意してください。腰は常に入れます。
ダンベルデッドリフトのやり方(フォーム)
肩幅程度に足を開き、ダンベルを横向きにつま先の前に置きましょう。腰を入れてお尻と外に突き出すようにしてしゃがみこみ、ダンベルを両手で掴みます。
この際に上体は斜め45度になるようにして、顔は斜め上を向いてるようにしてください。軽く胸を張るのがポイントです。
ダンベルを引き上げる際は、腰や腕で引っ張るのではなく、お尻と足の裏の筋肉の力で引き上げましょう。ダンベルを体に引き寄せる感覚で動作するといいと思います!
バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトの違い
バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトの違いは主に5つあります。
バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトの違い①重量

バーベルデッドリフトで扱える重量は、おそらく背筋の筋トレの中では最も重い重量になります。
しかし、ダンベルデッドリフトはそうでなく、さらにダンベルを使うので扱える重量にも限界があるでしょう。
より高い負荷での総合的な筋肉増量や筋力アップを目指すのであれば、バーベルデッドリフトはもってこいの筋トレです。
バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトの違い②筋トレ効果

バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトで鍛えられる筋肉はほとんど一緒です。太もも裏のハムストリングから始まり、脊柱起立筋、そして広背筋、僧帽筋と続いていきます。
しかし、筋トレの強度的にはバーベルデッドリフトが圧倒的に上。基本的に全身運動になるので、その疲労具合も半端じゃありません。
バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトの違い③難易度

バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフト。どちらが初心者にとってやりやすいかと言えば、間違いなくダンベルデッドリフトです。
バーベルデッドリフトは細かいフォームのポイントがいくつもあり、完全にマスターするのはかなり難しいんです。見様見真似でも出来ますが、それではいつか怪我をしてしまいます。
その点ダンベルデッドリフトは簡単に取り組みやすく、初心者でも簡単にフォームをマスターできるので、バーベルデッドリフトよりも難易度は低いと言えますね。
バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトの違い④体幹の関与

バーベルデッドリフトよりもダンベルデッドリフトの方が体幹の関与をより強くトレーニングできます。
体幹力の底上げを狙っているのであれば、バーベルデッドリフトよりもダンベルデッドリフトをやるべきですね。
バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトの違い⑤面倒臭さ

バーベルデッドリフトは専用のオリンピックバー(これだけで重さが20kg…)やプレートを多く必要とします。正直自宅で行うのにはかなり不向き、バーベルを下落としたら床も大変なことになりますし。
さらに、プレートの装着や、終わった後の片付けなど、バーベルデッドリフトはとにかく面倒臭い…
その点、ダンベルデッドリフトはダンベルさえあればできますし、個人差はありますが多くの場合そこまで重いダンベルでなくても回数をこなせば十分な効果を期待できます。
取り組みやすさや手軽さにおいては、ダンベルデッドリフトが圧倒的に上ですよ!
バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトの違いまとめ

バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフトの違いをまとめました。
・重さ
・筋トレ効果
・難易度
・体幹の関与
・面倒臭さ
バーベルデッドリフトとダンベルデッドリフト。どちらも効果的な筋トレです。目的や状況に応じて上手に使いこなすのが筋トレ上級者です!